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オーナーより

珈琲焙煎で広がる私の世界地図〜豆から始まる世界旅行〜

こんにちは、「ぼくらの焙煎工房」のオーナーです。今日は、私が珈琲焙煎を通して出会った世界各地の魅力についてお話ししたいと思います。

珈琲豆は、その土地の気候や土壌、標高、栽培方法によって、まるで違う個性を持っています。自分の手で焙煎することで、その豆が育った土地の物語に触れることができる——それが、私が焙煎を愛してやまない理由の一つです。

![コーヒーベルトの世界地図:主要コーヒー生産国が色分けされた地図と各地域の特徴を示すイラスト]

エチオピア:珈琲の故郷を訪ねて

珈琲の旅は、その発祥の地とされるエチオピアから始めるのが良いでしょう。

エチオピアの豆を初めて焙煎したとき、その華やかな香りに心を奪われました。花のような香り、ベリーのようなフルーティな風味、そして蜂蜜のような甘さ。エチオピアの豆は、まるで果物のような個性を持っています。

当店では、イルガチェフェやシダモ、イェルガチェフェなど、エチオピア各地の豆を取り揃えていますが、それぞれが全く異なる表情を見せてくれるんです。浅煎りにすると、その華やかさがより引き立ちます。

エチオピアでは今でも「コーヒーセレモニー」という伝統的な儀式があり、友人や家族との絆を深める大切な時間とされています。豆を焙煎し、挽き、丁寧に淹れる——その過程を大切にする文化は、私たちの工房の理念にも通じるものがあります。

![エチオピアのコーヒーセレモニー:伝統的な儀式の様子を示す写真と、イルガチェフェなどの代表的な豆の外観]

中南米:コロンビア、グアテマラ、コスタリカ

中南米のコーヒーベルトに目を向けると、また違った魅力が広がります。

コロンビアの豆は、バランスの良さが特徴です。適度な酸味と甘み、そしてナッツのような風味が心地よく調和しています。焙煎の難易度も比較的低く、初心者の方にもおすすめです。珈琲焙煎を始めたばかりの方が、最初に成功体験を得られることが多いのがコロンビア豆なんですよ。

グアテマラの豆は、標高によって味わいが大きく変わります。特にアンティグアやウエウエテナンゴ地域の高地で育った豆は、チョコレートのような深みと、柑橘系の爽やかな酸味を併せ持っています。中煎りにすると、その両方の魅力を引き出すことができるんです。

コスタリカの豆は、クリーンで明るい味わいが魅力です。タラス地方の豆を焙煎すると、工房全体がオレンジやレモンのような爽やかな香りで満たされます。マイクロミルと呼ばれる小規模農園での丁寧な生産が、その品質の高さの秘密なんですよ。

![中南米コーヒーマップ:コロンビア、グアテマラ、コスタリカの位置と、それぞれの豆の特徴を示す写真やイラスト]

インドネシア:マンデリンの深い魅力

アジアのコーヒー生産国の中でも、特に魅力的なのがインドネシアです。

スマトラ島北部で生産されるマンデリン。独特の精製方法(ウェット・ハルド製法)により、他にはない個性的な風味を持っています。アースリーな土の香りやハーブのようなスパイシーさ、そして深みのある重厚な味わい。

マンデリンは深煎りにすることで、その魅力が最大限に引き出されます。焙煎の香りも独特で、工房を訪れるお客様が「あ、今日はマンデリンを焙煎しているんですね」と即座にわかるほどです。

実は、マンデリンの焙煎は初めての方には少し難しいんです。豆の水分量が多く、焙煎のタイミングを見極めるのが難しいんですよ。でも、その分、上手く焙煎できたときの喜びは格別です。当店では、マンデリンの深煎りを求めて定期的に通ってくださるお客様も少なくありません。

![マンデリンの焙煎過程:豆の色の変化と、完成した深煎りマンデリンの艶やかな表面の写真]

ブラジル:安定感のあるコクと甘み

世界最大のコーヒー生産国であるブラジル。

ブラジルの豆は、安定した品質とナッツのようなコク、カラメルのような甘みが特徴です。特にブルボン種のイエローブルボンやレッドブルボンは、まろやかな口当たりと優しい甘みを持っています。

焙煎の難易度も比較的低く、煎りムラが出にくいのも特徴です。中深煎りにすることで、ナッツやチョコレートの風味がより引き立ちます。

ブラジルの豆は単体でも十分美味しいですが、ブレンドのベースとしても優れています。当店では、ブレンドに挑戦してみたいというお客様に、ベース豆としてブラジルをよくおすすめしています。他の個性的な豆と組み合わせて、オリジナルブレンドを作る楽しさを味わってみてください。

![ブラジルコーヒー農園:広大なコーヒープランテーションの風景と、ブラジル豆の特徴を示すテイスティングノート]

ジャマイカ:幻の豆、ブルーマウンテン

「コーヒーの真珠」と称されるジャマイカ・ブルーマウンテン。

その希少性と繊細な味わいから、世界中のコーヒー愛好家を魅了し続けています。青み掛かった独特の外観から「ブルーマウンテン」という名が付いたこの豆は、標高1,000m以上のブルーマウンテン山脈の限られた地域でしか栽培されていません。

焙煎すると、芳醇な香りと、なめらかな口当たり、そして後味に感じる心地よい甘みが特徴です。浅煎りから中煎りがおすすめで、深煎りにすると独特の風味が失われてしまうことも。

価格は確かに高いですが、特別な日や大切な方へのプレゼントとして焙煎される方も多いんですよ。当店では年に数回、ブルーマウンテンの特別焙煎会を開催していますので、興味のある方はぜひご参加ください。

![ブルーマウンテン:ジャマイカの山々の風景と、厳選されたブルーマウンテン豆の写真]

ケニア:明るい酸味と複雑な風味

アフリカの東部に位置するケニア。

ケニアの豆は、その明るい酸味と複雑な風味プロファイルで知られています。ブラックカラントやトマトのようなフルーティな酸味に、スパイシーなノートが加わった独特の風味は、珈琲通をうならせます。

ケニアAA(最高グレード)を焙煎すると、その鮮やかな酸味がより際立ちます。浅煎りから中煎りがおすすめで、酸味を楽しむなら浅めに、バランスを取るなら中煎りに仕上げると良いでしょう。

ケニアの豆を初めて焙煎する方は、その強い酸味に驚かれることも。でも、その独特の風味に魅了されて、ケニア豆の虜になる方も少なくありません。当店にも「ケニア党」と呼ばれる常連さんたちがいらっしゃいますよ。

![ケニアのコーヒー:ケニアの高原地帯の風景と、ケニアAA豆の特徴的な大粒の外観]

自宅で楽しむ珈琲世界旅行のススメ

ここまでご紹介してきた世界各地の豆ですが、一度にすべてを試すのは難しいかもしれません。でも、毎月違う国の豆を焙煎してみるだけでも、素敵な「珈琲世界旅行」になりますよ。

当店では、初心者の方には比較的焙煎しやすいコロンビアやブラジルから始めて、慣れてきたらエチオピアやケニアなどの個性的な豆に挑戦していただくことをおすすめしています。

そして、各国の豆を焙煎する際には、ぜひその国の文化や歴史についても少し調べてみてください。その豆がどんな環境で、どんな人々の手によって育てられたのか知ることで、一杯の珈琲がより一層特別なものになるはずです。

![自宅焙煎セット:初心者向けの手動焙煎器具と、世界各国の生豆サンプルセット]

自分だけの「珈琲世界地図」を作ろう

私たちの工房には、世界各国の豆を焙煎した記録を残す「珈琲世界地図」を作っているお客様もいらっしゃいます。

どの国の豆を焙煎したか、どんな味わいだったか、どの焙煎度合いが好みだったかなどを記録していくことで、自分だけの珈琲の旅の記録ができあがります。

焙煎の記録と一緒に、その日の気分や天気、一緒に珈琲を飲んだ人のことなども書き留めておくと、後から見返したときに素敵な思い出として蘇りますよ。私自身も10年以上、そんな記録をつけ続けていますが、それは私の人生の大切な軌跡となっています。

![珈琲世界地図:世界地図にピンを立てて訪れた珈琲産地をマークしていくボードと記録ノートのイメージ]

さあ、あなたの珈琲世界旅行を始めましょう

ここまで読んでくださったあなたは、もう少し珈琲の世界に興味を持っていただけたでしょうか?

珈琲焙煎を通じた世界旅行は、パスポートも高額な旅費も必要ありません。ただ、好奇心と冒険心だけあれば十分です。

「ぼくらの焙煎工房」では、珈琲初心者の方から上級者の方まで、それぞれの旅をサポートさせていただきます。全然コーヒーに詳しくなくても大丈夫。「美味しいコーヒーが飲みたい」「新しい趣味を見つけたい」という気持ちだけで、ぜひ一度足を運んでみてください。

世界中の豆を取り揃え、あなたの「珈琲世界旅行」のお手伝いをするのを、心よりお待ちしています。一杯の珈琲に詰まった遠い国の物語を、一緒に見つけていきましょう。

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